
音楽監督
指揮者 石川 征太郎
〜プロフィール〜
1985年生まれ、東京都出身、鶴居村在住、鶴居中学校吹奏楽部の民間指導員を務める。
東京藝術大学音楽学部指揮科、ロベルト・シューマン音楽大学デュッセルドルフ校指揮科卒業および同大学院修了。
藝大卒業時にアカンサス音楽賞受賞。2011、2012年度ロームミュージックファンデーション奨学生。2016年第1回フェリックス・メンデルスゾーン国際指揮者コンクール第2位受賞。
レパートリーは、バロックから現代音楽まで幅広く、国内外で新作初演も積極的に行なっている。2016年サントリー芸術財団サマーフェスティバル国際作曲家委嘱シリーズ<カイヤ・サーリアホ>に出演。2018年には、ハンブルク州立劇場にて、ペーター・ルジッカのオペラ「ベンヤミン」の副指揮を努め、世界初演の成功に貢献するなど国内外で幅広く活躍している。
〜挨拶〜
東京藝術大学を卒業後、ドイツで指揮を学び、2019年に帰国してから本格的に音楽活動をはじめましたが、思いもよらぬ新型コロナウイルスの影響により、多くの演奏の機会を失いました。そんな中、自然に触れ合いたいと考え道東を訪れたところ、鶴居村という素晴らしい地域に偶然出会いました。鶴居村の人々の温かさや自然の豊かさの中で、「この土地なら、大自然に囲まれ、感性を磨きながら音楽活動ができ、地域のために何かできるかもしれない」と感じ、移住を決意しました。
そうした中、2023年に地域の皆様のご理解を得て、鶴居村で初となる音楽祭を開催することができました。2回目の開催となった2024年には、これまで私が指揮してきたオーケストラメンバーとともにスペシャルオーケストラを結成し、音楽を通じてこの地域の多くの方々に喜んでいただいたことは、私にとって大変意義深いものでした。
これからも、「地域に愛される音楽祭の開催を」テーマに、本音楽祭の開催を企画していきますので、ご期待いただけますと幸いです。